かつてのシビックやサニー、カローラといったコンパクトカーはなべて拡大に拡大を重ね、もはやかつてのアコード、コロナサイズだ。「快適」と「いいクルマ」であることを追求したあげく、小型車本来のメリッ卜をスポイルさせつつある。今回試乗したコンパクトカーのなかで魅力的だったのはやはり外国勢であった。フィアットープントやプジョー206の惚れ惚れとするスタイリング、プジョー106のキビキビした走り、素晴らしい乗り心地のルノー・ルーテシア、メルツェデスAクラスの合理主義に徹した先進性等々、そのクルマならではの個性が光っていた。
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それに対して、哀しいかな日本のコンパクトカーにはそうした際立った個性が感じられない。