ファッションブランドは夢を売る仕事

2011.06.16

ファッションブランドは夢を売る仕事である。だから素敵なライフシーンを提案し、お客様に豊かな気分に浸ってもらうのは大いにけっこう。しかし、あまりにも日本の日常生活からかけ離れたシーンを見せられても、いざお金を払う段になって、あるいは家に帰って袋から商品を出してみて、「う〜ん、確かにワンポイントの刺繍は胸についているけど、単なるポロシャツじゃん」という経験をなさったことはないだろうか。今は、あまり作り込みをする時代ではなく、お客様が自分で自分のライフスタイルに合わせて商品を選べるよう、手伝いをすればいいだけなのだ。「キャリアウーマン」(本当はカリアーウーマンcareerwoman)が出勤するとき、いつもダークカラーのスーツに身を包んでいるなんて、少なくとも日本ではあり得ない。もちろん大手企業の秘書はスーツを着るだろう。

(人気ファッションブランド)
ミリタリージャケット通販
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しかしふつうのOLは、ふだんはニットやジャージーで軽快に装い、アフター6にデートのある日は、ワンピース(ドレス)に軽いジャケットを羽織る程度だろう。大手アパレルのマーチャンダイザーや百貨店の婦人服バイヤーのほとんどが、いかつい男性社員なのはなぜだろう?その上司たちが営業と称して取引先の接待や社内根回しにばかりエネルギーを使っているのはなぜなのだろう?女性社員に大きな権限を与えてプロジェクトをまかせないのはなぜなのだろう?もっと消費者に近いところにいる人が、企画チーフの椅子に座るべきではないだろうか。よき企画者は、よき消費者なり。